2014年2月28日金曜日

音ゲーとスイッチ機構

どうも、Qです。

そういえば、かなーり前に
http://planet-boys.blogspot.jp/2013/10/blog-post_29.html
にて、LEDを使ったキーボードのリアル音ゲー化なんてやってましたが途中でした。

実は完成版もupしてます。配線を綺麗にするとか「製品」や「作品」まで行くのであれば、やることはまだあるんですが、あくまで試作として完成かどうかという意味では完成版です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22609156

本当はニコニコ超会議にでも出そうかという話も内輪でしてたんですが、スケジュール的な問題で対応不可そうな感じになったのと、もう少しやっときたいことがあるので今回は見送りました。SCLの外に初めて持ち出すのはMakeかなぁなんて話し合ったりしてます。


それと一方でちょっと別のものを作ってます。
技術的に難しいものでは全くないんですが、数をちょっと多く作ろうという感じなので、少し大変です。
まあどこに何出すのかはっきりしたらそのうち。



で、表題でスイッチ機構とか言ってますが、その作っているもので、上から押される、正確には上に物を置くとON、になる機構が必要なんですが、

・押ぼたんスイッチやマイクロスイッチ:高い(値段的にも設計的にも)
・圧力センサ:設計としては使えるが、高すぎwまた、単にON/OFFさせるためにしては回路が無駄に複雑

という感じになり、はて困ったとなったわけです。できれば、一個50円以下位で済ませたいなぁ、ということで考え付いたのが、これ。


タクトスイッチ(参考)
http://akizukidenshi.com/catalog/c/ctactsw/

タクトスイッチなら高さも低いし、値段も一個10~20円位、ということでこれを利用することにしました。が、タクトスイッチはストローク(可動範囲)が1mmもない感じなので、手で押すのならともかく、何か上に物を乗せたときだけONになる、ような設計となると、ばね機構やら各所に精度が必要になってとんでもなく面倒なわけです。

そこで上図のようにアクリルのような柔らかい構造材を使ってテコの原理で押すような形、にしました。 こうすることで、弱い力でもタクトスイッチをONにできるし、必要以上に強い力が加わっても、アクリルがたわむだけなので、設計に精度がいらなくなるわけです。
イメージとしてはこんな感じ。


 で実際に作ってみたのがこれです。今回はスイッチ機構の板部分に厚さ1mmのアクリル板を使ってます。

 実際の試作品
左の丸いのは電池、真ん中の白いのはLED

 目論見通り、スイッチ部分に物を置くとLEDを光るのを確認

 なんに使うのかは秘密wにするほどの意味もないですが。
 ちなみに今回は表面実装タイプのタクトスイッチを使ってますが、普通のスルーホール用のも使えるのではと思っております。
電池の配置をはめる部分とか実はCNCで削り出してますがw一応、一個当たり電池代含めても100円はいかないだろうと思います。



まあだからなんだってわけですけどねw


2014年2月14日金曜日

無線LANのAP

どうも、Qです。

なんがネットが繋がりにくいなぁ、と思って無線LAN環境を調べてみて驚愕した。実に周囲に約30個もAPが立ち上がってるw酷過ぎwwもう空いてるチャンネル無いし、おそらくAutoになってるであろうAPのチャンネルがずっとフラフラしてるし・・・

大体同じMACのAPから何個も無線LAN吹きまくるのはどうなのよ。しかも、明らかにこれデフォルトのまんまのSSIDだろ、ってのがわんさかいるし、酷いのはセキュリティがOpenときたもんだwただ乗りされるならまだかわいいもんで、同じ無線LAN配下のPCのセキュリティが甘かったら、そのPCの中身覗かれることだってありえるよ。
多分、本当に必要なものとして使われているSSIDは半分くらいしかなくて、あと殆どはとりあえず無線AP買ってきて放置みたいになってるんじゃないかと。

簡単に使えるのは大事な事だけど、こりゃちょっと酷すぎませんかね。無線LANの規格団体は、速くする方じゃなくて、効率的に分配する方向を重視してほしいんだよなぁ。こんな状況下で11nだの11acだの、チャンネル広げる方向に進んでるのは正直「えぇ~・・・」である。
(いや勿論考えてるだろうけど、多分日本の都会みたいな過密化がやたらに進んでいる国特有の現象で、世界一般にはそう大した問題にはなっていないのかな・・・)

一応5GHz帯に逃げるという方法もあるが。


ちなみに僕は無線とかカラキシで、こういうサイトの受け売りをしているだけであるw
http://www.pc-master.jp/internet/wireless-lan-d.html
電磁気学はビオ・サバールの法則位は知ってるが、知ってるだけであり、悲しいことこの上ない。

2014年2月10日月曜日

北海道開発合宿

どうも、Qです。

今北海道に居ます。といっても帰りの電車ですが。
先々月迄知らなかったのですが、北斗星やカシオペヤという寝台列車が上野~札幌間で走っていて、今その上野行きの北斗星の中なのです。

残念ながら、遠からず無くなることが決定している電車らしいですね。食堂車が付いてたりして、非常に惜しいのですが…
ちなみに、フランス料理を予約しちゃいましたw結構いい値段するのですが、まあもう楽しめる機会はほぼ確実にないだろうし、記念のつもりで、ってやつです。これからウマウマしてきます。


ちなみに北海道はSCLの開発合宿、という名目で雪まつり行ったりするためにきたのです。まあ、開発っていうよりも、今回はプログラミング対戦しにきたって感じですけどね。たまにはそんなのもあっていいかなと思います。苫小牧に行ってホッキ貝食べたり、科学館で宇宙船のミールとかプラネタリウムを見てきましたw
なおプログラミング対戦のネタはRobocodeです。戦車チックなロボットの挙動をJavaで記述して、様々な条件、レギュレーションの下、撃ち合い、生き残りを競う遊びです。簡単に遊べる割にはかなり奥が深いので、同じようなプログラミング対戦等を考えてて、ネタに困ってる人にはオススメです。


しかし、本当に久しぶりに偶然プラネタリウムを見ることになったけど、なんか色々思ってしまいました。投影機はかなり古い機械だし、けして最新のすごいのではなかったんですが、そういう問題ではないのです。

解像度とか、星の色とか数とか、そういう話じゃないんですよね。段ボールの奥底にQ-Starが眠っている訳ですが、本当にそれで良かったのかなとか。
生きるためにお金は必要だし、何かのメリットがなければ物は作っても仕方がない、でも、その先に何も楽しいことが待っていないんだったら、あとはいつ死ぬかだけしか残らないんじゃないか、なんて考えてしまうわけです。

僕はもしかして、美しいとか楽しいに対する感受性が著しく劣化、欠落してるんじゃないかな、なんて気付いてしまったりしたわけです。

北海道旅行、来て良かったなあ、という結論なんですがw
色々ありますが、帰ったらQ-Starをまず段ボールから引っ張り出そうと思います。

というわけで、フランス料理食べてきます。

--後日追記
というわけで食べてきました。
季節によって内容が変わるらしい。

配膳前、これ電車内です。ワクワクタイムw

最初の一品:帆立貝柱とサーモンのマリネ 紅白仕立て

魚料理:牡丹海老と白身魚のワイン蒸 赤ワイン風味のクリームソース
白身魚は多分カレイだと思う。

 肉料理:牛フィレ肉のソテー 大地の野菜添え マスタードソース

デザート:スペシャルガトーとグラスの盛り合わせ
ムースの上に乗っているのは北海道をかたどったホワイトチョコ

電車内の食堂でこんな風に満喫できるとは思いもしませんでした。新幹線や飛行機で旅行するのとはおそらく意味が違うので、北斗星やカシオペヤを無くさないでほしいなあ、なんて思ったり。まあ電車がめっちゃ古かったので、多分老朽化とか色々問題はあるんでしょうが・・・

大体当日17時に出発して、翌10時に到着する感じです。ただ運行距離が長いので、比較的各地の天気や交通状況に影響を受けやすく、多少遅れることがあるようです。
ディナーはフランス料理だけじゃなくて、懐石御膳というのもあります。そっちは和食メイン。ほかディナー後にはPubになったりしますし、翌朝は朝食も食べられます。こっちは予約制じゃないので、その場で並んでお金払って食べる感じ。普通のホテルの朝食って感じでしたが、おいしかったですよ。

フランス料理食べて、一番安い寝台で、片道3万円位です。移動する費用・手段として考えるなら、絶対飛行機の方が安いし便利ですが、それとは違う価値や面白さがあるので、関東-北海道間で旅行を考えている人にはお勧めします。
予約は正直かなり取りにくく、実際予約可能日(乗車したい日の一か月前)は大体すぐになくなってるんですが、面白いことに翌日や数日後にみどりの窓口尋ねてみると予約が空いてることがあるようです。実際自分はこのパターンでした。多分、取り置きしてキャンセル、のパターンが多いのではないかと・・・ (雪まつりシーズンでもそうでしたし)

今度はカシオペヤも乗ってみたいなぁ…でも個室寝台はちょっと簡単には取れないっぽいんだよなぁ。 そもそも北海道にそんなに行く機会がないですw