2011年5月29日日曜日

Q-star-AH 試験投影とJPA

どうも、Qです。こんちには。

Qやら、Qちゃんやら、Q様やら言いたい放題言われましたが、どーでもいいので好きに呼んでくだちい。

さて、とある方のご好意で某所で携帯ドームの試験を兼ねてQ-star-AHの試験投影をさせて頂きました。レンタカーで運んだので、雨の中渋滞に巻き込まれたりして中々大変でしたが・・・

作業の進捗としては、とりあえず恒星原板組み込んで配線してスリップリングをつけたってところですかね。

投影させていただいた携帯ドーム
凄いんですよ、めちゃめちゃ軽くて遮光性が高いんです!

Q-star-AH
まだまだ半完成の半完成です。
スリップリングと配線が増えてるのがわかると思います。

試験投影
撮影中どんどんドームが落ちて来てしまって星が流れしまいました。
あと一箇所明らかに原版のアライメントがおかしいので直します。
 左の赤いのは夕焼け?です。誰がなんと言おうと夕焼けです(笑)

色々課題が明らかになったので、試験投影させていただいた某お方と某所には感謝を。

さて、6月1,2に日本プラネタリウム協会(JPA)主催の大会が琵琶湖であって、そこで投影してきます。 正確にはドームの方がメインで、それを使った事例という形になるので、正式な発表ではないのですが一応そこで簡単なプレゼンとかもやるみたいです。

そこではちゃんと調整して綺麗な形で撮影してきます。

今週は中々火の車になりますが頑張ります!





星空の
中に響くは
梅雨の音

2011年5月8日日曜日

New Q-star(半完成)

どうも、いつも貴方のそばには居ないし、まあ実際いつもいたら確実にウザイと思われるQです、こんちには。

さて、まだ電装系、及び駆動系を組み込んでないので光らせたり動かしたりは出来ないんですが、基本となる構造は(多少は変わりますが)変えないつもりなので一応半完成として公開します。

New Q-star Q-star-AH (Analog Hybrid)

まだとりあえず映せるようになるまでやらなければいけないことがいくつかあって、
恒星原板の装填(←オイオイ(笑))
光源の装着
光源への配電

本完成時に必要になるのは
配電用基板、制御基板、モーター駆動回路、制御プログラム
が最低必要になりますね、ヤバイまだまだじゃん・・・


構造見てると色々気付く人も居るかもしれません。

1.筒の数が少ない?
4面体ハイブリッド方式を用いています。

2.4面体ハイブリッド方式?
カラー原版+微恒星原版をそれぞれ4面体構成で配置し、位相をずらして配置し、明るい星のカラー化、及び天の川の微光星による表現を実現しています。

3.・・・は?
カラー原版は5等星までのカラー原版を用いて、4面体構成で配置します(一般には32ですが)。ちょっと画角の大きいレンズを使っていますが、一応補正はかけています。どの位うまくいくかは未知数ですね。
そしてそのカラー原版4面体と90度赤径をずらして、微恒星原版を同じく4面体構成で配置しています。これによって、天の川の微細な表現を実現します。
要するに、肉眼星投影機と微恒星投影機をずらして配置しているだけです。

4.随分スカスカじゃね?
流石に無駄に大き過ぎるので小型化の検討をしています。(といっても普通のプラネよりは小さいけど・・・)また、他にいくつか一等星投影機、流星投影機、惑星棚、昼光投影機(兼照明)、夕焼け・朝焼け投影機(兼薄明投影機)、及び外装を設けるつもりでいます。今のところ殆どがFuture Workですが、いずれも検討可能なようにあえてスカスカに作っています。

5.大きさは?
高さ60cm、幅60cm、ってところですね。重さは測ってないですが、大人の男性が持ち上げるのにさほど苦労はしません、今のところは。
とりあえず車で運搬は可能です。
6.対応ドーム径は?
一応10mを想定しています。

7.予算は?
機材費を含めなければ50万くらいですね。特にレンズにカメラ用魚眼を8個使っているので相当吹っ飛んでます(笑)実際にはCNCを使って手作業ではちょっと製作困難な部品を沢山使っているので、実際にはもっと予算が必要です。

8.なんでこんなの作ってるの?馬鹿なの?
すいません、多分馬鹿です。



以上です、何かご意見ありましたら、まだ作業が大量にある上に仕事が始まるので多少放置気味になりますが、twitter辺りで応答します。
よろしくお願いいたします。
GW殆ど使ってしまった。もっと早く終わると思ってたんだけどなぁ・・・

2011年5月6日金曜日

自由な男子

どうも、自由な男子、Qです。

別になにってわけじゃありません。徹夜で作業してたのでハイテンションだったのでちょっとやらかしてしまっただけです。


流石に寝るw作業休憩するとすぐ眠くなるw

2011年5月4日水曜日

作業進捗

どうもQです、こんちには。

特に書くことがないというか、単に作業の経過を書いておくだけです。とりあえずメインの骨組みが終わったので、次は投影ユニット系の作業に移ります。というか投影ユニットを取り付けて通電できるようになれば、とりあえず持ってって映す、ということはできるようになります。

土台部分の設計からやったのは今回が三度目です。一番最初のは、丁度5年位前に試験的に作ったもの。設計図無しでとにかく適当に組み上げたのでエライことになりました(笑)一部の部品は残ってますが、もはや復元は不可ですね。

そこで色々残念だったのを念頭において、その次の年に作ったQ-starは設計図から起こしました。割りと土台はしっかりしていたんですが、投影ユニットを支える部分にプラスチックを使っていて、ちょっと動かすとグラグラ。結局まともに使い物になりませんでした。

その次の年、つまり星の数200万の東工大でグランプリを頂いたQ-star、あれは前年度の土台をそのまま、投影ユニット部分だけを直したものでした。つまりしばらく設計図から土台を作るようなことはやってなかったです。 そういう意味では本当に数年ぶりな感じでフライスやボール盤、旋盤をぶん回してやってますね。今回は強力なCNCという味方があるので、設計の自由度や精度がかなりイイです。

まだ作業途中なんですが、ちょっとだけ写真を。

回転部分を支持する部分、ちょっとアレなデザインに(笑)


製作途中。まだ骨組みですが。投影ユニットをこれから載せます。

ついこんなことをしてしまいました(笑)


なんとか連休終りまでには大方の形が見せられるようにしたいですね。





その腕が
支えるものは
あの光