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2014年3月26日水曜日

二つのインターフェースを持つサーバのWANアクセス

どうも、Qです。

題名がなんかものものしいですがw絵で描くとなんということは無いです。

The Internet

無線アクセス(3G,LTE等)

無線LANルータ(いわゆるモバイルルータ)

無線LAN

サーバ

宅内ネットワーク(Ethernet)

HUB(スイッチングハブ等)--その他PC等

無線LANルータ--無線LAN--その他PC等

無線アクセス
 |
The Internet


大体こういうイメージです。
肝は何かというと、

サーバはインターネット、即ちWANに出るインターフェース(物理ポート)が二つある、

ということです。
HUBおよび下の無線LANに繋がってるその他PC等は下側の無線アクセスしか通らないようになってるので、これ自体は普通にモバイルルータやスマフォでテザリングしてるのと同じです。

なんでこんなことしてるかというと、上側の無線LANルータはグローバルアドレスを持ったモバイルルータ(厳密にはそういうサービスに対応したSIMカード)がなので、サーバには外部からアクセス可能なのです。一方、下側の無線LANルータは、グローバルアドレスを持っていないモバイルルータ、但し速度はこっちの方が早い、という構成なので、その他PCにとっては都合がいいわけです。

こうすると、サーバのアクセス速度が低くても良いと割り切れば、格安でWANからのアクセスができることになります。具体的にはOCNのmobile one等ですね。



まあ結果的に上記の構成は構築できたのですが、一点ちょっとハマった点。

サーバにはCentOSを使ってますが、そのサーバはグローバルアドレスを持っている上側無線LANルータとは無線LAN で、下側無線LANルータには有線でつながってます(下側無線LANルータは、無線-有線変換をしてます)。
この構成だと、サーバはパケットを基本的に有線側に投げてしまうため、上側無線LANを経由してWANからアクセスしたときに、応答が返ってこないという現象が起きました。

より具体的には、sshやhttpでサーバにアクセスすると、最初のアクセスしたパケットは確かにサーバに届いているっぽいのですが、その応答パケットが下側の無線LANルータから抜けてくるため、アクセスしたPCには全然関係ないところからパケットが返ってきたことになり、通信ができなくなります。アクセスしたPCの環境によっては、そもそも返ってこないこともあるかもしれません。
(まあこれだ、ということに気づくのにかなり時間かかったんですがw)
 
で、解決方法で大分右往左往しましたが、手っ取り早いのはデフォルトゲートウェイを変えてしまうことです。上記の状態になっている場合、routeコマンドを打てば
default 下側無線LANルータアドレス
になっているはずなので、これを上側無線LANルータアドレスにして、元のを消すだけです。
(routeコマンドを打つだけというのに気づくのにこれまたかなり時間かかりましたw)

route add default gw ルータのアドレス wlan0

等ですね。
恒久的にするためには、上記コマンドを起動時に自動で叩くスクリプトでもいいかもしれませんが、自分の場合は/etc/sysconfig/network-scriptsの(但しCentOS6.5)
ifcfg-ethx
ifcfg-wlanx
内部のGATEWAYの項目を変えました。自分の場合は有線側を使いたくなかったので、ifcfg-ethxのGATEWAYをコメントアウトしただけです。
後はnetworkを再起動すればOK。
たったこれだけのために結構ハマりました・・・



余談ですが、実は下部高速無線LANルータには楽天のLTEアクセスを使ってます。最近規約改定があって、月の通信容量が一定を超えたら300Kbpsになる、とのことなんですが、更にそれでも使い続けると更に速度が絞られます。

測ってみたら100Kbpsもでませんでした。設定値は64~100Kbpsじゃないかな?と思うんですが規約には書いてないので分かりません。

300Kbpsは正直なにか大きなファイルのダウンロードでもしない限り、そんなに遅いという実感はないです。が、2段目に絞られた64~100Kbps状態だと、少なくともPC側はほぼまともに通信できません。スマフォでのwebブラウジングは意外となんとかなりますが。
(まあCentOS落としたりしたからねwそりゃ遅くもなりますwww)

とはいえ、お値段的には他のサービスと比べると決して見劣りはしてないので、まあ悪くないんじゃないかなぁ?と判断してます。僕の場合は、もう一個の無線LANアクセスを使えばいいというのもありますしw


とりあえずそんな感じです。

2013年10月7日月曜日

保険とVLAN

どうも、Qです。

保険とVLANが何の関係があるんだって話ですが、何の関係もございません。単純に最近疾病保険に入ったってのと、安いVLAN対応L2スイッチが売ってたので買ってちょっと試してみたってだけです。


なんで今更疾病保険なんだって話ですが、まず生命保険は僕が死んだあとの受取人なんていないので不要だということは分かりますwそりゃ結婚でもしてりゃ話は別ですが。
別に昔から病気や怪我は、特に入院や通院が必要になると困るよなぁとは思っていて、そのための保険だけはなんとかしとこうと思いつつほったらかしになってました。が、先に野犬に追いかけられた件があったり、たまにボルダリングに行ってたり、なんてことを考えるとちょっとは考えておいた方が良いかも、ということで加入しただけの話です。

そんな個人的都合はともかく、現在の勤務先の建物、よく保険のお姉さんがウロウロしてるのでこの際なので色々聞いてみた。で、到達した結論は、積立型(いわゆる戻ってくるタイプの)保険はあまり価値がなさそうってこと。

例えば積立型生命保険500万円を10年契約したとする。すると10年で払い込む保険料は大体550-600万位になる。そして10年目で500万が戻ってくる。一見掛け捨てじゃないから良かった~に見えるのだが2点ほど考察すべき点がある。


1.掛け捨て型10年契約との比較
勿論どんな保障をしてくれるのか、によって変わるので一概に言えないのだが、よくよく計算してみると掛け捨て一時金タイプで10年を考えると、保険会社に支払った金額自体はあまり変わらないor若干安い。
10年で550万払い込んで550万返ってくるタイプだとすると、実質50万保険会社に支払ったのと同じ。掛け捨てはもっと簡単で、月4000円の契約をすれば大体10年で50万ということになる。
(ちなみに30歳手前位のイメージなのでw)
30歳で月4000円の契約って結構な契約だったりするw勿論色々考える所はあるが、多分「何かあった時にもらえる一時金は500万を超える契約」が可能だと思う。
従って、10年経って自分の手元に残るお金、という意味でも、10年の間に何かあって貰えるお金、という意味でもあまり変わらない、もしくはむしろもっと良い、ということになる。勿論税金があるので、もう少し難しい感じになりそうではあるけど・・・

個人的にはこれは極めて気に入らない事実だ。なぜなら、保険会社にとって会社にプールできるお金は、客が積立型に入ってくれた方が圧倒的に多いので、その分プール資金による運用益は出やすいはずなのだ(というかそれがそもそも保険の始まりだった気が…)だったら、普通は沢山プールが期待できる積立型のほうが割が良くなきゃおかしいのだが・・・


2.同じ10年なら年金積立等、一定期間後に+になって帰ってくる保険がある
1.で示した前提で行けば、大雑把には保険会社に月44000円払うか、4000円払うかの違いとなる。掛け捨て型に入って浮いた40000円をどうするか、といえば例えば年金積立のようなものを契約する。すると10年経って解約しても、ほったらかして老後を待っても、大体支払った金額以上の戻りがあることになる。まあ厳密には10年じゃ+にはならないかもしれないので、年金以外のサービスだってあるわけだからその辺は適当に選べばよいと思う。

例えばなのだが、一時的に相応の金額をプールする、というタイプの保険がある。この手の保険はたった数年で元本より+になるので、一つの戦略として、
最初の3年は浮いた40000円を財形みたいな比較的少額貯金の時に利率が良い(として扱える)もので貯金する⇒3年経ってある程度の金額になったら上記の大金プール型の保険に加入する、そしてまた3年財形⇒保険、更に3年財形⇒するとあら不思議、10年で同じ保障なのにトータルで支払ったお金に差が出てしまう。
上記の500万モデルで、今の利率とかで行くと、10年で10-20万円位差がでると思う。

勿論、自信があるんだったら財形じゃなくて、投資信託とか株式配当を狙うみたいな方法でもいいと思うけどね、個人的には、リスク回避の保険をかけてその一方で金銭的リスクとるのもどうなのよ、と思ってしまうが…

上で重要なのは、結局お金をプールするのは保険会社であることだ。保険会社の破綻リスク、は積立だろうが掛け捨てだろうが変わらない。だったら、掛け方を変えたほうがまし、ということである。分散したほうが低リスク、という見方もできるのでその辺は好みだけど。


しかしなんだかなぁ、と。何も考えずに、わーい戻ってくるぞー積立だ―wっていうほうが幸せなんじゃないか、と思うんだよなぁ・・・。気づくことが、知ることが必ずしも幸福には寄与しない気がしてならない。





そして、全く話は変わってVLANに対応するスマートスイッチ、またの名のインテリジェントスイッチ、を買いました。分かりやすく言うと高機能なL2スイッチイングハブ。

買ったのはこれ。
http://www.planex.co.jp/product/switch/sw-f2/

 下のやつ、
上に乗ってるのは2000円のブロードバンドルータ

しかし、Planexは攻めるなぁとつくづく思う。まさかこんな値段で新品でVLANやQoS設定、snmpが設定できるL2スイッチを出してるとは。ちなみに単に実験したいことがあっただけだったので、たたき売りされてる100MbpsのI/Fの本器を買ったのだが、ほぼ同じ定価で1GbpsのI/Fのやつも出てるみたいです。
コンソールポートが無いけど、実はIPアドレス持っててweb経由で色々設定できます。僕はポートVLANとかの実験がしたくて買いました。結果は良好。欲しい結果を得ることができました。

まあ一般的な家庭でVLANが必要な事なんてほとんどないと思いますがオヌヌメですwちなみに知りませんでしたが、いわゆるブロードバンドルータって普通のルータ、即ちネットワークアドレス変換デバイスとしても機能してくれるのね…ずっとPPPoEを吐いてISPにセッション張りに行くことだけが目的とか勝手に思ってましたw




ちなみに仕事は10月になって色々楽になるかと思ったら、全然なりませんでしたwま、まあそれでも夏よりは色々調整しやすいのでなんとかはなるのだけどね。

2009年9月6日日曜日

UDPing

どうも、最近はPlanet boysならぬSocket BoysなQです、こんちには。

IPでpingが通ったので、今度はUDPでデータの送って返すだけのプログラムを作ってみますた。

やっとUDPでPingが成功したわけですが、まあ実際に目に見える形に持っていく、というのはそれ自体が結構大変でした。まあしょうもないミスを連発してるんですが(笑)
受け取ったデータをヘッダ分しか確保してない配列に代入してみたり、チェックサムの範囲を間違えてたり、shortサイズのチェックサムを奇数byte-stringにやってみたり、ポインタが指すアドレスじゃなくてポインタそのもののアドレスに代入してみたり…
んで、紆余曲折を経て何とかバグを修正して…もなぜかPC側で拾えない。ポートは開いているのに、と思ったらなんとfirewallではじかれているとは…
ICMPは超重要です。

さて、ソケットプログラミング、というのも少しずつ見えてきたし、最低限の相互通信も出来るようになった。次のプラネタリウムはLANで制御…かもしれない(笑)ぶっちゃけ意味があるかというと…。ま、技術が好きな人なら手を出したくなるものではあるよねっていう。

USBとLAN、どっち?って聞いたらそりゃLANでしょう。あと、ネタでちょっとやってみたいことがあるので。

さて、次へ行こう。





プログラム
書いても寝ても
動かない

2009年8月28日金曜日

ping通ったー!!!

どうも、お盆休みをお盆に取らず、今頃マターリしているQです、こんちには。



マターリとはいいながらぶっちゃけあんまりマターリでもなかったり。この四日間はずーーとマイコンのソースと闘ってました。例の秋月、H8/3069-LAN基盤でつ。



何したかって、要はLANのスタックを組んでいたんです。

gccの環境は作ってあるのですが、正直別のところで悩まされそうだったので今回はHEWでアタックしました。





でめっちゃめちゃ大変でしたがping通りました!!

(pingだからまだ3層までしかできてないとかいうツッコミが来そうですが…)

PC3台からpingのリクエスト出して、ちゃんと応答しているので動いているんだと思います。てか動いた!これはやばい!!







まあ4層がこれからだったりするんですが、非常に勉強になりました。IPアドレスとMACアドレスとEthernet位しか知らなかった自分が情けなくなりますが…まあ良しとしましょう。

まあとにもかくにくも、手を動かさないとやっぱり実感って湧かないもんだとつくづく思います。







ただでもね
IPアドレス
固定なの(笑)

(さすがに可変にすべきだよな(笑))