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2014年9月21日日曜日

久しぶりの天体観測@妙高高原

どうも、Qです。

超久しぶりに天体観測に行きました。今回は色々怪しい天候、予報でしたが、事前に色々確認していたこともあり無事ほぼ一晩晴れました。
場所は妙高高原という場所です。

僕は基本双眼鏡で眼視観測してるので、あんまり写真撮るのは得意じゃないんですが、一緒に行った友人が赤道儀やら巨大なバズーカ望遠鏡もってきてたのでw相乗りさせてもらいました。


時間的に冬の星座が上がってきてたので冬の天の川を撮った 。
薄曇りはありましたが全天が晴れた。
右上のはおそらく人工衛星と思われる。


非常に湿気がきつかったので、レンズに霜がついたりで割と悲惨でした。ほかの写真は妙なハロがでてたりしますw
標高は1300-1400m程度みたいですが、薄曇りというか霧みたいになっていたせいか、写真の通りやっぱり光害は結構きついです。かなり処理してごまかしていますが、肉眼で見た時のほうが天の川はちゃんと見えたイメージ。


あと前々から気づいていたけど、LEDの液晶ディスプレイと古い陰極管液晶ディスプレイだと、明らかに陰極管液晶のほうが演色性がいいです。LEDディスプレイだと赤っぽい星がどうにもうまいこと表示できません。多分天の川はLEDディスプレイの人のほうがきれいに見えますが、色の自然さは古い液晶ディスプレイのほうがいいですw

しかし・・・やっぱりアルデバランといいベテルギウスといい、赤っていうよりオレンジとか黄色ってイメージなんだよなぁと。写真でもそんな感じなんだから、多分それでいいのだと。

2012年5月30日水曜日

日食とubuntu tablet


どうも、Qです。

日食撮ってたのでその写真。と言っても、曇っちゃったのであんまりきれいに映ってないんだよね…




ちなみに動画撮ってみた。途中で遮光板を入れると太陽が欠けてるのが分かる。


うーむ、もっといい写真撮りたかったなぁ。
しかし肉眼で見た時すごい綺麗だった。


カメラの中にこんな写真入ってたw季節外れにもほどがある。どうやら撮ったままホッタラカシにしてたらしい…





で、ちょっとtablet、というかスレートPCにubuntu入れてみた。もっさりしてるけど、何とか使える。てか、unityってどう考えても・・・
使ってみるとわかるんだが、まだまだタッチが微妙。ipadみたいな、指をサッてやるとページがウニョーンってスクロールするような感じは実装されてない。それでも、今のところ正規に手に入れる方法はないし(ubuntuはいずれ出すらしいけど)、一足先にちょっとやっておきたいことがある。


個人的にはイマイチandroidやらipadやらに興味を持てないので、こういう方向ガンガンいって欲しいなぁ。今のところバグだらけで、しかもトリッキーなことやらないとダメなので、なんとも。






月も人
一夜過ぎれば
 食忘れ

2010年10月12日火曜日

長野県の某所

どうも、観測に行ってきたQです、こんちには。

3連休の内、日月を使って長野県某所へ天体観測に行ってきました。といっても今回は天体観測そのものというよりも、その設備を見にいく、という感じだったのですが。

とある友人の知り合いの方が、共同で天体観測所を所有しており、そこにお邪魔させていただいたのです。いや、しかし出てくる機材の数々がまあとにかく凄い。120センチ級の屈折やら25センチ、30センチ級の反射式の望遠鏡がずらり。またそれを載せてる赤道儀がこれまた尋常じゃない。

しかも、その観測所、仲間を募って皆の力を合わせて構築したというから凄い。コンクリートの建物なんですが、1階は休憩が出来てしかも外の空が監視できるモニタを完備。2階が実際の観測場所で、なんと屋根がスライドして開くんです。しかもその辺もお手製というからもう普通じゃない(笑)

おそらくアマチュアでは(もはやアマチュアではないという気がするが…)、日本最高クラスの設備なのではなかろうか?まあ半分仕事になってる人もいるようだし、当の紹介していただいた人自体が数十個くらい小惑星を発見してるようような方なので。

自分でゴニョゴニョと作ってしまうようなタイプの人間にはたまらない空間だったと思います。いや、しかも色々面白い話も聞けたし。
素晴らしい場所でした。またお邪魔したいですね。



二階の観測所。機材がずらり。


観測する時は屋根がスライドして開きます(笑)いやすげぇ…



こんな感じだったんですね。


素晴らしい空に恵まれました。

何がここまでさせるのかと疑問の思うほどのクオリティでした。僕もハンドメイドするものとして、素直に尊敬すると共に負けてはいられないと思います。

イヤ凄かった。 木星の模様とか凄くはっきり見えたし、オリオン大星雲も鳥がものすごく大きな翼を広げてたし…。なんというか、本物を見た、って感じですね…はい。

2010年9月5日日曜日

天体観測@八ヶ岳

どうも、ご無沙汰なQです。

というわけでタイトルの通り八ヶ岳(麦草峠)というところで天体観測してきました。最初非常に曇っていてこれは負けか?と思っていましたが、夜半過ぎから驚異的な晴れとなり、素晴らしい星空に恵まれました。

あれだけの星空はそうは拝めないですね。新調した口径10cmの双眼鏡の能力も如何なく発揮してもらいました。

というわけで写真をupします。


どれだけ晴れてたか良く分かると思います。まあこの画角の広さがやはり魚眼レンズの最大の魅力でもあります。久々に良い観測でした。


二点メモ
1.Nikon D70sのノイズキャンセル
星はNkon D70sで撮影した。普段面倒なので、ノイズキャンセルをONにしてるのだが、観測に行ったことのある人はご存知の通り標高が高いところはすこぶる寒い。従って電池の起電力が下がって、デジカメは早く電池切れを起こす。

今回そこまでは行かなかったのだが、かなり電池がやばくなりノイズキャンセル機能がONにも関わらず、ノイズキャンセルを行わないという現象が発生した。おそらくノイズキャンセル動作中の電池切れによる画像の損失を防ぐ為と思われる。

それはいいのだが、ここで言うノイズキャンセルは熱ノイズのキャンセルを指す。 つまり撮影した露光時間と同じ時間だけ、光が当らない(ミラーを落とした)状態で撮像素子を作動させ、熱によって検出されてしまった画像を、撮影画像から引き算する、という手段をとる。

一方ノイズにはもう一つ固定ノイズというものが有り、撮像素子固有の赤い点や白い点等、常に現れてしまうドットが存在する。これはその位置が変動しない為、どこで発生するかをカメラ内部に記憶させておき、撮影した画像から常にその部分だけを引き算したりしてキャンセルする。

さて、この固定ノイズの除去は、ノイズキャンセルがONであろうとOFFであろうと関係なく行われる…というわけではなかった。実はノイズキャンセル機能がOFFの時は通常通りこの処理を行ってくれるのだが、ノイズキャンセル機能がONの時はこの処理を行ってくれない。従ってノイズキャンセル機能をONにしてるのに、上記のようにノイズキャンセルが行われなかった場合、撮影された画像には熱ノイズと固定ノイズ両方が現れるということになる。

仕方ないので自分で処理して消そうと思ったのだが、当初ノイズキャンセル機能をOFFにして熱ノイズによる画像を撮っても、熱ノイズによる影響は取れても固定ノイズが撮れない。それは、ノイズキャンセル機能がOFFだと、常に自動で固定ノイズはキャンセルされてしまうから。というわけで少しはまった…

この問題に気付いた後、不意に気付いたのは、ノイズキャンセルをONにして、熱ノイズのキャンセル処理を電源OFFにして無理やり中断させればいいのではないか?ということで、星の撮影時間 (例えば1分)、カメラに光が入らないようにして⇒撮影⇒撮影直後に電源を切る⇒電源を入れるという処理で、見事に熱ノイズと固定ノイズ両方が乗った画像が取れた。

うーむ…これは面倒だ…ノイズキャンセルはやはりOFFの方が良いのだな…


2. SUPER-BINO 100RA
新調したという双眼鏡、実はこれ。架台にはvixenのHF2を使った。完全に立てて使うと天頂付近を見るときに双眼鏡と干渉してしまうので、少し斜めに立てて使うことになる。

別に詳しいわけではないのであんまり信用しないで欲しいが、あえてレビューを書いておくと、良く見える双眼鏡だと思う。シーイングにもよるが、木星を見たとき模様まで見えたのでこの口径でこのお値段ならかなり頑張ってるほうなんじゃないかと思う。

木星のような明るい対象をみると若干青ハロが出る。まあ仕方ないよな、多分これをなくそうとするとこの値段じゃ変えないだろう。ケース付きでアイピースも三セット付属しているので、それなりに使い回せる双眼鏡だと思う。
(倍率はデフォルトでは最大40倍。この口径で経緯台使うのが前提ならもっと倍率を上げられると思うので、その辺は自分で買えってことか…)





過去の日も
忘れし頃に
あの星へ