2011年10月12日水曜日

福島県いわき市でワークショップやります!(あと陶芸やりました)

どうも、Qです、こんちには。

twitterでちょっと前に告知していた通り、
10月16日、福島県いわき市中央台公民館にて
プラネタリウム作りワークショップのボランティアをしてきます。

http://www.city.iwaki.fukushima.jp/bunka/shogaigakushu/012625.html

一般向けプログラムの方に書いてあります。
時間が書いてありませんが、

13時半開始~15時位終了
定員は20名

を目処にしています。
(一応、本企画はJST草の根プログラム(http://sciencecommunication.jst.go.jp/kusanone/jigyou)の支援を受けています)

今回の内容は、ピンホール式プラネタリウムを参加していただいた方々に製作して頂こうと思っています。対象年齢層は小学生以上、ですね。
この目的としては、震災復興支援ボランティアの一環で、子供達やその親等も含めて自分の手を動かして物を作る、ということを体感してもらおうというものです。

直接的な震災復興支援になっていないことは百も承知です。でも色んなものが壊れてしまった、失ってしまった震災後、自分達で工夫すれば何か作れる、ということを体感している子供達が増える、というのは本当の意味での復興に不可欠なものだと考えます。たかがピンホールプラネタリウム、だけどそれでもそこには色々な工夫や原理が存在しています。、そういったものを生かせるようになる、なろうとすることが本質的な復興の第一歩だと思うのです。

まあそれは言いすぎだとしても、自分でとにかく作った物を親と一緒に見てみたり、もっと工夫したら綺麗になるんじゃないか、と考えてもらったり、そういった部分を体感できるだけでも意味はあるんじゃないかと。

そういうわけで、本企画に協力させていただくことにしました。
作り方はまた別途公開しますが、今回作るプラネタリウムの試作品です。

100円ショップで手に入るようなものを使います。
恒星を映すための紙は自分で作りました。
今回は10月、福島で夜9時くらいに見える星空です。

ガムテープがダサいですがw
とりあえず接続したところ
かなり不安定なので立てるための工夫は何か考えます。

ライトをつけたところ
ランタンみたいになって個人的には結構気に入ってます。
投影したところ
意外とよく映りました

折角なので、Q-star-mini(元々結婚披露宴とかで天井に映すのに使ったもの)を持っていきます。まあ一応大人になるとこんなのも作れるよ、の参考ということで。




震災以来、自分みたいなのに何も出来ないことに辟易していたんですよね。プラネなんか作れても、誰も助けられない、何も出来ない、なんの役にも立てない。
ちょっとでもいい、もしかしたら何の意味も無いかもしれないけど、一人でも何かを作ることの楽しさとか気付いてくれるかもしれない。それなら、もしかしたら意味はあるかもしれない、そういう期待なのです。





全然関係ないですが以前陶芸で作った茶碗を受け取りました。


 茶碗

これで抹茶とか飲んだら美味しそうw





空の色
木枯らし運ぶ
風の色

2011年10月2日日曜日

東京国際科学フェスティバルで投影終了

どうも、Qです。こんちには。

今回投影したQ-starの写真

まだまだ問題点は山積みで、わざわざQ-starを使って解説をして頂いた方からも色々指摘して頂きました。一つは自分自身で把握していたことですが、他にも沢山、ですね。やはりそれを生業としている人達は見る視点が違います。ちなみに解説をして頂いた方、というのはここの方です。
 http://www.yokohama-mobilepla.jp/
日記に少し書いていただきました!嬉しいですね。 

いくつか改善している点もあって、例えば原版の重なり部分。以前よりもかなり改善してます。ここまでくれば、後は設置時の調整かなと思います。 あと星の色が以前よりも明確に出てると思います。このあたりは要改善点でもあるのですが。

プラネタリウムそのものの話もそうなのですが、今回はそれ以外の所に思うところが多かったです。Q-starは所詮は趣味で作った物。だけど、今回手伝わせていただいた方々は全てそれが仕事の人達です。当たり前ですが、仕事、となればそこにどんな社会的な価値があるか、業務としての価値があるか、将来性やそこにどれだけのリソースを割くべきか、なんてのがずらずら出てくるわけです。この辺の難しさっていうのは、やっぱりお客様や現場で一緒に働く人達と話をしてみないことには分からないわけです。

何より自分の仕事としての立ち居地に、自分自身感じていることでもあったのですが、やっぱりそうだな、というものがありました。色々微妙な話題を含むのでこれ以上の言及は避けますが、「一体何の為に仕事をしているの?」みたいな部分、とても重要です。



さて、意外と休む間もなく次のものが控えています。開発も続けなければいけません。仕事も忙しくなります。まあでも、一般公開辺りがとりあえず今の自分への一区切りになるでしょうね。別にだから何かあるわけでもないのですが、ただそれなりに思っている部分は有るのです。





風が吹く
どこからどこへ
宛ても無く