2011年8月24日水曜日

日立シビックセンタへ修学旅行(?)

どうも、QべぇだかQちゃんだかQ様だかとにかくQです、こんちには。

少し遅れましたが8月18日に日立シビックセンタに修学旅行(?)で行って参りました。まあ、プラネ界の(裏世界の)ドン、影牢お銀に声を掛けられては、返事は「はい!」か「Yes!」の二択ですからねw行かないわけには参りません。

まあそれはともかく最新のメガスターが導入されてるらしいんですね。折角の機会ですし、生解説を聞けるチャンスでもあったので業界調査と勉強を兼ねて、と言うところですね。

日立シビックセンタ
常磐線日立駅を降りてすぐです。めっちゃでかいのですぐ分かります。

なんかはめ込まれてる感じの球体があります。
これがプラネタリウム用のドームです。

屋上で触れます。
ちなみにめっちゃでかいですw(直径22mらしい)

プラネタリウム装置全体像
透明なケースで覆われてるのは惑星投影機

左の青いのがメガスター
右下の円形のものは夕焼けや朝焼け投影機
後ろにあるのはプロジェクタ

上から撮った感じ
この図が一番カッコいいですねw

 見た感じとしては、流石メガスター最新式(メガスター2A)というべきか、非常にシャープな星空でした。星の点一つ一つがはっきり見えます。あとデジタルによる星空投影との連動しており、プロジェクタによる星空投影⇒メガスター投影の移行とかがスムーズに出来るみたいです(というよりそういう風に作ってるのか)。

メガスターといえば天の川の投影が注目すべきところですが、ちょっと強烈に映りすぎな印象を受けました。といってもそれは僕の目線で、という話で、一般にはあのほうが綺麗に見えるのかもしれません。あと、水平線シャッターが付いてません。まあどういうことなのかは実物を見てくださいwおお、こんなことできるんだ!っていうのがありました。

もう一つ、univiewというデジタルプラネタリウム(というよりはもはや宇宙船シミュレータですが…) が入ってます。これ超凄いです。ただそれは、今回たまたま色々見せてもらったからわかると言う話で、実際の投影では、解説員がどの位遊んでくれるか、によります。運がよければ、宇宙旅行してるような感じや、惑星の挙動をシミュレーションして遊んでるような感覚を楽しめるでしょう。

他にも月、太陽投影機が大変優秀なものでした。何が優秀って、月や太陽それ自体が一つのプロジェクタ?みたいなもので投影されてるんです。従って満ち欠けとか凄く綺麗に再現されるみたいですね。これもとても面白いものを見せてもらいましたwそう遠くない内に来年当たりにそれは判明するでしょう。

おまけ

日立駅をおりてすぐのところに謎のタービンらしき物がありました。
wikipediaによると、「工業都市・日立」をイメージする発電所用の
大型タービン動翼を模したモニュメント、らしい

屋上の景色なんですが・・・あれ、よく見ると・・・


おお、こんなところに全天球プラネタリウムが!
これは今度見に行かないと(笑)

以上、修学旅行の報告でした。

作業は現在、光源点灯用の回路を量産してるのと、修正を施した新しい恒星原版を焼いてます。
首尾よく行けば、9月、10月、11月、12月とそれぞれ何かしら活動する機会があるかもしれません。その時はよろしくお願いいたします。

できれば12月に一般公開にこぎつけたいですね、頑張ります。



あと少し
後姿の
夏模様

2011年8月1日月曜日

温度制御モジュールとDCDC基板続き

どうも、日々悲しみに暮れるQです、こんちには。

表題の通り、温度制御モジュールと前回の日記に書いたDCDC基板を実際に製作しました。

温度制御モジュールというのはより正確には、プロッタ用の露光レーザー及びその制御回路の恒温化装置です。イマイチ恒星原版の製作が上手く行かないなと思っていたところ、どうも温度によってレーザーの出力が変わっている⇒恒星原版の製作精度に関わっていたようです。以前は冬に作業していたのですが、今回は夏の作業になるため、確実に温度変化の影響はあるだろうと考え、この際恒温化してしまうことにしました。

 温度制御モジュール

むしろなんで今までやってなかったんだって話なんですけどね(笑) まあこうやって、考えられるものを一つずつつぶしていくしかないわけで。まだプログラムが微妙ですが、そこが出来上がれば再び露光作業が再開できます。
まあQ-star-AHは投影ユニットの数が少ないので、そこまで辛くは無いんですけどね。Q-star3は32面体構成だったので夏場延々とクリーンルーム内にこもる事になりエライ大変でした・・・
もう一つ以前の日記に書いたDCDC基板が届いたので早速製作しました。

製作した基板、部品実装後

 LED光源点灯中

 定電流化の様子
もう少し脈動を抑えたかった。まあ、まだ打つ手はあるけどやるかどうするか・・・

なかなか電源系ってのは手が出しにくいんですが、これで相当ノウハウ得られましたね。低負荷時の高効率化とか色々やりだすときりが無いのですが、ともかく必要最小限のものは得られました。


 さて、原版の再製作、駆動系の導入、そしてプラネ全体の制御回路・プログラムとどんどん移っていかねば。ちょっとした展示の話もあるので、そこまでモタモタもしてられない・・・