2010年10月20日水曜日

円板と投影実験

どうも、人生がQ屈なQです、こんちには。

やはりフライス盤はいいですね。作りたいものがその場で作れる。無論、僕は機械設計や製作のプロではないのでそんなに精密なものは作れませんが、逆に言えばそこまでクリティカルな仕様じゃなければ自分でどうとでも出来るわけです。むしろ自分のイメージ通りのものを即座に再現できることが重要なわけで。

プロトタイプを自分で作って問題点や難しいところを洗い出して、そして本当に必要なものはプロに設計図を渡して製作してもらうという方法だってあるわけで、その当たりはやはりケースバイケース。まあ自分で作ってるうちはいつまでもプロトタイプなんですけどね(笑)ちゃんとしたプロダクトになるような精密なものが作れないという皮肉の意味も有りますし、プロトタイプを作ることにはまあ大抵次の構想や改善点が分かってしまってよい意味できりがない、という意味でもあります。

ともかく数時間かけてフライス盤で頑張って削りだしたのが、このアルミの円板。

 アルミの円板

構造上必要になる部品なんですが、いつもこれが大変。いつまでたっても削れないし、ちょっと無理すると凄い音が出るし。ちょっとずつちょっとずつ削るんです。というか昔フライス盤を買った理由が実は円板を作る為だったんですよね…

最近はCNCがあるのでお休みのことが多くなりましたが、今でも僕の製作環境における幹部クラスの機械です。



さてもう一つの幹部、旋盤を使って星空の投影ユニットを作っているわけですが、ある程度形になってきたので調整や追加加工の検討も兼ねて投影試験を行ってみました。 使ったのは、2年以上前に作った恒星原板。本当は恒星原板にするために作ったわけじゃないので投影すると星空が裏表になっちゃうんですが(笑)

というわけで投影してみた写真。

 部屋で投影してみた様子(位置が反転してますが左の明るいのがシリウス)

 まあ結論から言うと、今までのQ-starとは異次元。今まではなんとか手に入るものを組み合わせて無理やり作ってたわけですが、今回は必要にあわせてレンズ類を選別してるので全く違うレベルの星空です。この原板で表現し切れるレベルでは有りません。

原板の方がプギャーなところがあるので その辺はこれから作り直していかなければなりませんが。投影できるところまで来るとやっぱり楽しいですね。まだまだ道のりは半分にも達してませんがともかく作り続けます。これから仕事の方が大変になるからどうなるかなぁ…

そろそろ作業スペースがクリーンルームの中に映っていきそうだな。別に大きな改良なんかはしてないがどこまでいけるか/・・・

なんとか12月中には動かせる状態にして後はソフトウェア的な作業だけにしたい。ま、そんなに楽じゃないだろう。





まだら模様
酸いも甘いも
この季節

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